毛皮のお手入れと保管方法|メンテナンス法

2023.10.14買取

毛皮のお手入れ

毛皮のアイテムは寒い季節でも暖かく過ごすことができることから、主に秋冬に使われます。

しかし、天然の毛皮は劣化してしまうため、正しくケアをしなかった場合ボロボロになってしまうことがあります。

そのようなアイテムは買取時にも低価格を提示されるため、可能な限り美しい状態を維持したいものです。

本記事では、毛皮のお手入れ方法や保管方法、メンテナンス方法について解説します。

 

毛皮の買取価格が下がってしまう状態について

下記のような状態は、毛皮の買取価格が下がってしまう状態だといえます。

 

毛抜け

毛皮はレザーに生えている毛を利用したアイテムであるため、時間経過とともに毛が抜けることがあります。

毛根を傷つけたり、湿気などにより細菌が繁殖したりすると毛抜けが発生します。

 

虫食い

毛皮に住み着いた虫が産卵し、孵化した幼虫がエサとして毛を食べてしまった状態です。

ところどころに穴が開いたような状態になり、ケアをしなかった場合さらに繁殖して被害が拡大します。

 

破れ

水に濡れたり長期間高い湿度の場所に保管していたりすると、カビが繁殖して毛皮が弱くなります。

秋冬に毛皮のアイテムを着けようとした瞬間、弱っている毛皮が破けてしまうといったトラブルが発生します。

 

毛皮のお手入れ方法

毛皮のお手入れ方法

こちらでは、毛皮のお手入れ方法をご紹介します。

 

ホコリや汚れを落とす

ほかの素材でできたアイテムと同様に、毛皮には汚れやホコリが付着します。

毛皮に付着した汚れは、軽くたたいたり、振ったりすることで落とすことができます。

 

風通しの良い場所で湿気を取る

日中に使用した毛皮には、実は汗などの水分が多く含まれているものです。

そのため、毛皮を使用したあとは風通しの良い場所で、含まれている湿気を取り除きましょう。

 

ブラッシングする

本来、ブラッシングは犬猫のようにペットに対して行うものですが、毛皮にもブラッシングが必要です。

毛並みに沿ってブラシを沿わせることで美しい見た目を維持することができるだけではなく、汚れもからめとることができます。

 

雨に濡れた場合のお手入れ方法

毛皮はレザーアイテムのひとつであり、水分には十分に注意して取り扱わなければなりません。

しかし、日常生活を送っていると突然の雨に打たれてしまったり、水に落としてしまったりすることがあります。

もしも毛皮に水分が付着した場合、下記の手順でケアをしましょう。

  1. タオルなどで水分を取り除く
  2. 風通しの良い場所で陰干しする
  3. ブラッシングをする

 

早く乾いてほしいからといって、ドライヤーで乾燥させると必要以上の水分を失ったり、シミになったりする可能性があります。

また、毛皮を絞るとシワやクセになってしまう可能性があるため、タオルなどを使用して拭き取ることをおすすめします。

水分を取り除いたあとは日頃のお手入れと同様に、風通しが良い場所で陰干しとブラッシングを行います。

このように、毛皮のアイテムは水分を避けて取り扱うことと、日頃のケアが非常に重要です。

お気に入りのアイテムを長く使う・高額で買い取ってもらうためには、普段から取り扱いに注意しましょう。

 

毛皮の保管方法

毛皮の保管方法

毛皮を使わない春夏など暑い時期には、下記の方法で保管しておきましょう。

  • カバーをかける
  • 日光の当たらない日陰で保管
  • 湿気と乾燥に気を付ける
  • 防虫剤を使う

 

また、冬が終わった直後など、長期間保管する際には十分に汚れを取り除いてもらうために、クリーニングに出しましょう。

虫食いや高湿・極端な乾燥などを防ぎ、次のシーズンも使えるように普段からのケアが重要です。

 

おわりに

本記事では、毛皮のお手入れ方法や保管方法、メンテナンス方法について解説しました。

毛皮は毛抜けや虫食い、破れなどによって価値が下がってしまうため、使用後は下記の方法でお手入れをしましょう。

  • ホコリや汚れを落とす
  • 風通しの良い場所で湿気を取る
  • ブラッシングする

 

また、保管の際は水分や過度な感想などに注意して、風通しが良い日影に保管しましょう。

水分や虫食いなどに注意して、お気に入りの毛皮のアイテムを長く使いたいものです。

 

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